記事は12日に行われた両者の試合で、陳選手が途中まで貫禄を見せて3-1とリードを奪ったものの、ここから石川選手が猛チャージで巻き返して試合をひっくり返し、4-3で陳選手に初めて勝利したと紹介。
そして、この試合について中国中央テレビの著名解説者・楊影氏が「陳にメンタル面で問題があった。過去6度全勝している石川に対してこの試合も3-1とリードし、もう大丈夫だろうと思った所で石川の猛烈な逆襲に遭い、ちょっとなす術がないような状態だった」とし、戦術上の変化が乏しかったうえ、ミスが多く、陳選手が心理的に小さな破綻を起こしていたと分析したことを紹介した。
また、ネットユーザーからは「陳が負ける時には共通の特徴がある。それはバックハンドのミスが特に際立つことだ。だいたい負けるときはいつもそう。緊迫した局面になると突然バックに執着し始め、無意識のうちにバックを濫用する。そして、質を高めようと考えれば考えるほど力みが出てしまうのだ」との指摘が飛び出したとしている。
記事は、石川選手が試合後に感極まって涙を流したことについて「この日本卓球界の美女はおそらく長い間溜め込んでいたものがあったのだろう」とその心情を慮り、ついに世界ランク1位の中国選手に勝利することが石川選手にとって非常に大きな意味を持っていたとの見方を示した。さらに、この試合で石川選手のベンチコーチに中国出身の邱建新氏が入ったことにも注目し、「邱氏をコーチに据えてから強くなった。技術も戦術も急成長している」と評するとともに、石川選手が来年の東京五輪で中国選手にとって警戒すべき選手になるかもしれないと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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