記事は、小池選手についてもともと得意としていたのは200メートル走だったが、近年100メートル走で大きく進歩し、10秒1を切るタイムを何度も出していたと紹介。今大会も予選を10秒09で突破すると、決勝で追い風0.5メートルのコンディションの中9秒98の4位でフィニッシュしたと伝えた。1位の南アフリカ選手とは0.05秒の差があったものの「それでも、目を見張るべき成績だ」と評している。
そして、日本人選手では桐生祥秀選手が初めて10秒を切り、今年6月には全米大学選手権でサニブラウン選手が9秒97を出して日本記録を更新しており、10秒を切った日本人選手はこれで3人めになったと説明。中国にも蘇炳添選手、謝震業選手と9秒台の記録を持つ選手が2人おり、とくに蘇選手は9秒91のアジア記録保持者であるものの、負傷の影響により今季は1度も10秒を切れず、謝選手も今季のベストタイムが10秒以上と本調子ではないと伝えた。
そして、両者とも今年の世界陸上と来年の東京五輪の出場資格を取得しているものの、個人ベストのタイムがなかなか出せない状況にあり、急速に底上げを実現している小池選手ら日本人選手を前に「本当にもっと力を入れて取り組まなければならなくなった」としている。
東京五輪の前哨戦である今年9月のドーハ世界陸上の男子100メートル走で、日本勢と中国勢の対決に注目が集まりそうだ。そして、日中間の対決では400メートルリレーからも目が離せない。日本を最大のライバルとみている中国勢が、世界トップクラスのバトンリレー技術を持つ日本との差をどこまで縮めてくるか、それとも日本がさらに突き放すか、楽しみだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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