日本で七夕と言えば願い事を書いた短冊を笹に結びつけて、実現を祈る行事として知られているが、記事は、中国では七夕は古くからのある節句ではあるが、日本のようなことはしないと紹介。中国でも日本と同じ「織姫と彦星」の物語であるものの、七夕は「乞巧節(きっこうせつ、裁縫や刺しゅうが上手になるように祈る日)」とも呼ばれていて、これは織姫が裁縫を司った神であることからきているといわれていると紹介した。
続けて、現代における七夕はその内容が大きく変化し、バレンタインデーのような「恋人同士のためのイベント」として、恋人との関係がうまくいくことを祈るイベントとなり、男性が女性にプレゼントを贈る日へと変化していると紹介。実際に中国の街中では七夕が近くなると、バラの花束などが売られている様子を目にすることができる。
また記事は、中国起源の七夕が本場・中国で内容が大きく変化しているのに比べると、日本ではまだ本来の意味合いを保っていると紹介。日本では手芸の上達を祈るところから、健康や良縁、家庭の幸せなどを祈るイベントになったと指摘し、織姫と彦星が1年に1度会う日にちなんで恋人のためのイベントも行われているものの、中国ほど内容は変化していないことを紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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