記事によると、今ではすっかり「日本の伝統」とされているものも、実は中国由来のものが多いだと指摘。その1つが「相撲」だという。記事は、「日本では国技とされているが、発祥は中国」と主張している。それによると、中国ではかつて角抵と呼ばれる訓練があり、基本の武術を学ぶ一般的な方法だったそうだ。後に南北朝の時代にはプロレスに似たスポーツに変化し、名前も角抵から相撲になり、唐の時代に日本に入ってきたと紹介した。
もっとも、相撲に似た格闘技は昔から世界各地に存在し、相撲の発祥についても諸説ある。日本相撲協会は、日本の相撲の起源を中国由来としてではなく、神話にさかのぼると紹介している。
また、「着物」も中国由来と紹介。三国時代に光沢のある美しいシルクの服装が日本や朝鮮半島に伝わったが、それぞれ独自の変化を遂げたと伝えた。中国では民族衣装というとチャイナドレスのイメージがあるがこれは漢民族ではなく満州族の民族衣装である。記事は他にも、「下駄」、「畳」、「刺身」が中国由来であると伝えている。
これらの由来の真偽はともかく、日本には多くの習慣や文化が中国から入ってきたのは事実であり、中国人が懐かしく感じるものが多いのだろう。中国でも廃れてしまったものが残されている日本は、新しいものを取り入れることにも長けており、中国人にとって興味を引き立てられる国なのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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