記事は、日本が近代以前は中国同様閉ざされた封建国家だったとしたうえで、明治維新を経て急速な発展を遂げ、みるみるうちに欧米列強に肩を並べる強国になったと紹介。
また、1980年代のプラザ合意や90年代のバブル崩壊を経て日本経済は低成長の時代に入ったものの、今なおその経済力と技術力は世界をリードしているとした。
そのうえで、日本が長きにわたりアジアや世界をリードする存在になり得た理由について「実にシンプルであり、それは『教育』の2文字によるものだ」と説明。日本がこれほどまでに高い技術力を身に着けた最大の理由が、教育にあるとの見方を示している。
そして、日本は明治以降「教育があってこそ人材が育ち、人材があってこそ国が強くなる」ということを深く認識して莫大な予算を教育に注いできたと紹介。軍備を拡張すると同時に、教育の発展にも力を入れ続けたとした。また、戦後の経済発展においても、やはり教育に多くの資金を投じ、国民の教育水準を大きく高めたと伝えた。
記事は、中国も古来より教育を重視してきた国であるとする一方、現在に至るまで教育の発展レベルはまだまだ不十分であり、この点が現在の中国が抱える問題につながっているとの認識を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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