日本は経済成長率が低迷し続けており、「失われた20年」や「失われた30年」などと言われているが、それでも今なお先進国であり続けている。一方の中国は、経済成長が長く続いており、世界第2位の経済大国となったが、まだ開発途上国のままだ。
中国メディアの今日頭条は8日、「日本は経済が衰退して20年以上も経つのに、なぜ今でも先進国なのか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、日本がどのように「経済が停滞しているか」を紹介。GDP(国内総生産)が500億から550億ドルほどで停滞していて、23年間でわずか8.8%しか増加していないと指摘した。ではなぜ今でも先進国の仲間に入っているのだろうか。記事によると、先進国と言える理由が4つあるそうだ。

 1つ目は「1人当たりのGDP」は先進国の水準であることを挙げ、高収入の国として十分な資格があると伝えた。2つ目は「技術も製品の質も向上を続けている」こと。日本企業自体は停滞を続けているわけではなく、自動車やアニメ、新材料、光学材料、鉄鋼業など様々な分野で成長を続けており、日本は「製造強国」だと指摘している。

 3つ目は「ノーベル賞受賞者」の多さ、4つ目には「国民幸福指数」の高さを指摘している。また、日本では出産や育児に対する保障が厚く、教育も無料で生活しやすい国だと伝えた。

 記事は結論として、日本のGDPはこの20年間、足踏み状態に見えるものの、実際には後退どころか科学技術などで進歩していたと分析。また、GDPではほとんど成長していなくても、GNP(国民総生産)が非常に高いと指摘している。
GDPの数字だけではその国を正確に判断することはできないと言えるだろう。

 記事には中国人ネットユーザーから「日本は紛れもなく先進国だ」などと賛同するコメントが多く寄せられている。たとえば「日本が衰退したというなら、ハイエンドのカメラがどこで作られているかを確認してみたらどうか」、「逆に日本は20年前にはすでに現在と同じくらいに発展していたということ」など、むしろ日本の発展に感心するというコメントが多く見られた。中国は不動産や金融が経済成長を引っ張っているが、日本は真の実力を有した先進国と言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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