訪日外国人にとって、旅行中の移動に電車は欠かせない。中国人の多くは、電車に乗った経験から日本と中国との違いを感じるようだ。
中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本の電車には弱冷房車がある」と紹介する記事を掲載した。

 中国にも弱冷房車はあるようだが、ごく一部の都市の路線に限られている。中国の交通事情は、国が大きいためか地域差が大きいようだ。記事はまず、中国ではまずほとんど見かけない弱冷房車が日本では「1984年というかなり早い時期から」導入されるようになったと紹介。主な理由は環境保護の観点からだったと感心している。

 記事はさらに、日本のこのシステムは「乗客に優しい」と紹介。それぞれの路線と車両で温度が違うからだ。例えば、大江戸線は一般車両が22度、弱冷房車は26度と他の路線より低めに設定しているが、これは車両が小さめで乗客が多いためで、混んでくるとこの温度設定でちょうど良くなるという。それで記事は、日本は利用者優先のサービスを提供していると称賛している。

 日本でこうしたサービスが形成されるようになった理由については、経済発展にとって必要だったためで、その結果として国民にとって生活しやすい環境が作られたと分析。また、利用者の反響が良ければ企業にとってさらなる向上につながり、企業間の競争を生みサービスが向上するという良い循環になっているとも伝えている。

 高速鉄道が新しい交通手段としてすっかり定着した中国では、交通面において国民の満足度はかなり改善されたと言えるだろう。
とはいえ、利用者の目線で利用しやすさを追求するという点ではまだ改善の余地があり、日本の鉄道会社から利用者目線のサービスを学ぶと良いかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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