記事は、インドの魚のさばき方は「簡単で荒っぽい」と紹介。インドではサワラが好まれていて、インドの夜市には必ずサワラ料理があるとし、通常は身を薄い輪切りにした後に油で揚げ、揚げた魚を容器に入れて、手で魚肉をもみ砕いて骨を取り除き、その後魚肉を各種香料を入れたソースと米に混ぜて食べると説明した。
次に、日本の魚のさばき方について「優しさと多様さ」という特長があると紹介。日本人にとって最も美味しい調理法とはすなわち「調理しない」という方法であるとし、魚肉を骨から切り離した後に調理せず、そのままわさび醤油で食べる「刺身」が美味しい食べ方とされていると伝えた。
また、刺身の切り方が「薄いか、厚いか」は魚肉そのものの美味しさを味わえるかどうかにも影響するとし、日本の料理人たちにはこうした繊細な料理を作る優れた技能があると指摘した。さらに、日本の料理人たちは魚の「血合い」さえも取り除く技能があると紹介したほか、魚が異なれば、さばき方も異なるため、日本の料理人が作る刺身は非常に多様で繊細であると論じた。
最後に、中国には「整魚脱骨」と呼ばれる独特のさばき方があると紹介。これは身を切り開かずにして骨を抜き出す方法だが、この独特の方法を除けば中国の魚のさばき方の大部分は頭、内臓を取り除くだけであり、その後、すぐに調理されると説明。中国人にとっては「箸で骨を取り除きながら食べるのが魚の美味しい食べ方なのだ」と論じた。
記事の中国人筆者は結論として、個人的に最も食べたいと感じるのは日本の料理人が作った刺身だと主張。その理由については、食べる時に骨を取り除く必要がないうえに「魚肉そのものの美味しさを味わえる」からだと説明した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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