中国からの訪日客は年々増加しており、オリンピック期間には中国だけでなく世界から観光客が訪れることになる。記事はこの新幹線の新ルールに関して、関係するのは3辺の合計が161―250センチの「特大荷物」に限ると紹介。2020年5月からは、「荷物スペース」か「荷物コーナー」に預け入れることになり、特大荷物がある場合は事前予約が必要で、自由席の利用はできなくなる見込みだという。事前予約がないまま特大荷物を車内に持ち込んだ場合、税込1000円の手数料を支払うという仕組みだ。
記事によると、今回のルール変更は東京オリンピックと増加している外国人観光客への対応策だという。記事では指摘していないが、中国のように荷物検査がない日本では、荷物がどの乗客のものか一目瞭然となりセキュリティ面でも安心になるだろう。
しかし、この仕組みを知らない外国人が新幹線に乗った場合、言葉が通じなければ困ることもありそうだ。それに外国人にとっては予約することもハードルが高いだろう。記事は、新幹線での日本旅行に不安を感じる中国人に対し、「特大荷物はかなりの大きさで、一般の旅行者の荷物の大きさではない」と、観光客にはあまり関わりのないルールだといって安心させた。関係するとすれば、オリンピックの報道関係者が撮影機材を持ち込む場合くらいだと伝えている。
東京五輪には、世界から旅行客が訪問することが予想される。観光客が現地に来てから困ることがないように、こうした新ルールも含めてあらかじめ周知し、オリンピックを成功させてほしいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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