中国人は価格やコストにシビアな傾向があり、消費増税は多少なりとも日本滞在中のコストを押し上げる要因となるが、中国人の訪日意欲を衰えさせるものではなかったという。中国メディアの今日頭条は10日、国慶節期間中の中国人の日本旅行を紹介する記事を掲載した。
記事はまず、国慶節の期間中に日本を訪れた中国人の数は「前年比で約30%も増加したと見られている」と紹介し、中国の大手旅行比較サイトの担当者の見解として「日本はもともと渡航先として人気のあった国で、去年も多くの中国人が訪日したが、そこからさらに30%も伸びるというのは尋常じゃない」と強調した。
続けて、国慶節の連休期間中、日本では中国人に人気の大型デパートやドラッグストアーのほか、小さな商店街でも「国慶節セール」の表示を見かけたと伝え、まるで「中国で買い物している」ような錯覚になるほどであったと紹介。一方、近年は訪日目的が変化しつつあり、「買い物一辺倒」から「美食や温泉、うどん作り」などの体験を楽しむ「コト消費」へと変わってきていると伝え、それと同時に中国人の日本滞在中の買い物に対する消費額は減少し、娯楽に対する消費額が増加してきていることを強調した。
記事は、消費増税が行われたタイミングでも日本を訪れる中国人が減少しなかったのは「訪日目的が買い物からコト消費に変化してきているため」ではないかと考察し、若い中国人訪日客ほど「買い物から体験へのシフトが進んでいる」ことを紹介した。
2019年7月と8月に日本を訪れた中国人観光客はそれぞれ100万人を超えた。国慶節連休があった10月もおそらく100万人を超えるだろう。日本のインバウンド市場において中国人の存在感は今後、ますます大きくなっていくことが予想される。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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