記事は、京都の美山町の景観について、「澄んだ水と田園と山とをモチーフとして、東洋の境地を描いた絵巻」のような美しさし絶賛。
では、美山町から中国国内の多くの田舎町が学ぶに値する点とは何だろうか。それは、美山町を保存してきた「日本人のたゆまぬ努力」であると指摘した。1970年代に美山町北村の多くの若者が茅葺き屋根の下で一生を終わらせたくないという思いから次々に故郷を後にしたため、当時の美山町北村は消失の危機に直面したと説明。しかし、文化庁が美山町で文化資産を調査した結果、特に北村の茅葺き屋根の保存が非常に良いことが分かり、住民に村を文化財として保存するように促したとした。
さらに、北村の住民は村落消失の強い危機感を抱いていたため、村を「重要伝統的建造物群保存地区」として登録することに同意したが、このように政府と住民が共同で努力を払った結果、美山町北村は現在に至るまで非常に良い状態で保存されてきたと論じた。
また、毎年冬に美山町では雪灯廊や花火など、観光客を魅了する「極めて美しい」イベントが開催されると称賛し、こうした日本人の努力は学ぶに値すると読者に訴えた。これに対し、中国ネットユーザーからは、「たとえ中国の農村の景観を日本の農村と同じようにできたとしても、マナーを学ばないならば美しい景観は長くは持たないだろう」というコメントが寄せられた。
このコメントの背景には、中国のどこででも見られる「ゴミのポイ捨て」という問題がある。中国で最も美しい村と称される?源県を訪れたという中国ネットユーザーの1人は、川や道のあちこちにゴミが落ちているので、撮影時にはゴミが写るのを避けるためにカメラを空に向けたというコメントを投稿しているほどだ。もし、ゴミのポイ捨てを根絶できなければ、どれだけ美しい自然であっても、その美しさが損なわれてしまうのは明白と言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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