近年の日本には多くの中国人が暮らしているが、日本在住の中国人は台風19号という災害に対して、どのような感想を抱いたのだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、台風19号を前にした日本在住の中国人たちの対応について紹介する記事を掲載した。
記事はまず、台風19号が日本に接近するに伴い、各自治体では「食料や日用品の備蓄をする」ように呼びかけられたと紹介。また、台風による暴風で飛ばされたゴミなどによって窓ガラスが割れ、ガラス片が飛散しないように補強するように促す報道もあったと紹介し、こうした「災害への備え」が呼びかけられる時点で、日本の防災・減災意識の高さを感じたと紹介した。
続けて、台風の通過に伴って、日本在住の中国人のなかには「避難」を余儀なくされた人もいたと紹介。日本で暮らして30年になり、今回の台風で「初めて避難生活を体験した」という中国人女性によれば、近くの小学校へ避難した際、各教室には先に避難した日本人がたくさんいたが、「日本人はスマホや新聞を見ていて、非常時だというのに皆が非常に静かにしていた」と振り返り、慌てふためいたり、取り乱したりしない姿に驚いたとしている。
また、日本で暮らす中国人たちの多くは、「日本人のように、子どもの頃から防災や減災に対する教育を受けているわけではなく、防災意識が日本人に比べて低い」ことを認識したと紹介。自然災害の多い日本で暮らす以上は、防災グッズを常備したり、避難場所を予め確認しておくなど、「高い防災意識を持つ必要がある」と認識したと伝えている。
中国でも自然災害はもちろん発生するが、その頻度は日本ほどではない。それゆえ、人々の災害に対する危機意識も日本人より低いことが一般的だ。だが、自然災害はいつどこで起こってもおかしくないことであるゆえ、常に危機意識を持ち、備えを用意しておくことが大切だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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