第46回東京モーターショーが24日に開幕した。中国からも各メディアが取材に訪れているが、中国メディアの今日頭条は26日、東京モーターショーを取材で訪れた中国人の見解として、東京モーターショーでは「日本では珍しくないが、中国国内ではまず見かけない配慮」を見たと伝えた。


 記事は、東京モーターショーへの出展を取りやめる欧米のメーカーも見られ、日本メーカーのためのショーとなりつつあると主張する一方、展示されている日本車をじっくりと見てみれば「そこには乗車するさまざまな人の、さまざまなニーズを満たそうとする配慮があることが分かる」と伝えつつ、この配慮を見るだけでも中国人は東京モーターショーに参加する価値があると論じた。

 続けて、日本車に見られる「配慮」の例として、後部座席に座る人のための「小さなテーブル」を挙げ、新幹線や航空機のように座席の全面に小さなテーブルが付いている例を紹介。こうしたテーブルは中国国内であれば「ミドルクラス以上の価格帯の車にしか付いていない」と指摘する一方、日本ではごく当たり前に見られるものだと指摘した。

 さらに、軽自動車のように車体の小さな車であっても、車内空間をできるだけ広くしつつ、車体の底部にトランクを設置するなどの工夫も見られたと紹介し、こうした「実用性を追求する姿勢」は素晴らしいと称賛した。

 そのほか記事は、東京モーターショーでは各メーカーが「福祉車両」を展示していたと紹介。中国でも法律で「駐車場には体の不自由な人のための専用スペースを設置する」ことが決められていると紹介し、実際に駐車場には専用スペースが存在すると紹介する一方、「中国で福祉車両を見かけることは極めて稀」なのが現状だと強調。東京モーターショーでは、軽自動車からミニバン、SUVにいたるまで、あらゆる車種の福祉車両を見たと紹介。日本車に見られるさまざまなニーズを満たそうとする配慮は中国の自動車メーカーが「ほとんど取り組んでいないこと」であると伝え、日本車に見られるこうした理念は中国メーカーが学び、参考とすべきものであると強調している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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