2018年のデータによると、日本で学ぶ中国人留学生は11万4950人で、国籍別で最多となった。このなかには大学院で学ぶ中国人も多く含まれている。
中国メディアの今日頭条はこのほど、日本の大学院で学ぶ中国人が多い理由について分析する記事を掲載した。

 その1つの理由は、「費用の安さ」だ。国立大学ならば欧米の学校と比べるとかなり安く学べるという。さらに奨学金制度もあるので、これを活用すればかなりの費用を抑えることができ、私立でも奨学金制度があるほか、留学生もアルバイトができるので、米国よりずっと費用を抑えられると指摘した。

 2つ目は、「学術レベルの高さ」だ。日本がノーベル賞受賞者を多く輩出していることは、大学院のレベルの高さを示していると紹介。留学生30万人計画があるため、比較的容易に日本の学校に申し込めるとも伝えた。

 3つ目は、「生活環境が比較的似ており、生活が便利なこと」。治安も良くて買い物も便利だという。さらに、留学生も健康保険に加入することができ、3割の自己負担で治療できるのも魅力だという。

 競争社会の中国では、大学生が量産された結果、ただ大学を卒業しただけではなかなか高い競争力が持てず、大学院で学びたいという人が少なくないのだろう。また、中国では裕福な家庭が増えたため、子どもに高等教育を受けさせられる経済的ゆとりが出てきたことも、留学して大学院で学ぶ中国人が増えている要因かもしれない。
この点、中国人にとって日本は悪くない選択のようで、これからも日本の大学院で学ぶ中国人は増え続けていきそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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