記事の中国人筆者は息子が日本に留学していることもあって、よく日本を訪れているそうだ。そして、日本で見聞きして感銘を受けたことが多々あり、そのうちのいくつかを紹介している。ある時には、日本を離れる飛行機の窓から、雨の中を整備士が並んで手を振っているのを見て驚いたそうだ。旅行先を離れるときに「誰かが見送ってくれるというのはあたたかな気持ちになるものだ」と感動したことを伝えている。
またこれは、日本人の「仕事に対する態度」もよく示していると伝えている。誰が見ているかもわからないのに手を振っていて、赤いハンカチを振っている人もいたそうで、気持ちを込めて働いている姿をみてすっかり尊敬してしまったそうだ。
こうした心のこもったサービスを提供してくれるのは、空港だけではない。日本では、ホテルの従業員やバスの運転手も微笑みを絶やさず、すべての客に対して丁寧で、進んで助けてくれると紹介。「旅行者のニーズにも敏感」で、さすが観光大国だと感心している。
たとえば、中国ではトイレの紙は流さず、横に設置されたごみ箱に捨てるものだ。
同じ理由から、日本では国慶節の連休に訪日した中国人客のために、多くの商店で「国慶節おめでとう」という垂れ幕を用意し、中国人を喜ばせたと紹介。「これがお客様は神様ということだ」とし、中国も海外から学ぶ心を持ち、成長しなければならないと締めくくっている。
日本では海外からの旅行者が年々増加傾向にある。それは、日本には多くの魅力があり、旅行者が気持ちよく観光や買い物をできる環境を作る、「おもてなし」の心があるからなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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