記事は、韓国と向き合う「前線地帯」を管轄する海上保安庁第9管区が大きな問題にぶつかったとしたうえで、今年の試験を受けた439人のうち合格者が97人だったにもかかわらず、93%が「内定辞退」してしまい、残ったのがわずか7人だったと紹介した。
また、同管区に限らず海上保安庁全体で大量の「内定辞退」が発生しているとし、同庁全体で採用試験を受けた5437人中890人が合格したものの、最終的に入庁を選択したのは225人に留まり、やはり75%が辞退したとしている。
そのうえで、「日本で最も人気のない公務員の職場」とも言うべき状況が発生した理由について「日本の若者は大都市の大企業で仕事をしたがる。地方で、なおかつ劣悪な環境で働く仕事は敬遠され、そのような職場は『最後の保険』として使用されるに過ぎないのだ」と解説した。
さらに、海上自衛隊や海上保安庁にはパワハラや体罰といった問題が旧態依然として存在し、時代に合わなくなった「陋習」が排除されない状況が続いているのだと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
日本料理の中にある、非常に奥深い「漬物」文化=中国メディア
中国の輸入博に参加のホンダ、自動車企業なのに自動車をほぼ出展しないのはなぜ?=中国メディア
モミジ狩りというが・・・日本の紅葉は、まさに北から南へと移動する美しい生き物のようだ=中国メディア
日本卓球界が中国コーチを続々起用する理由は、「中国の技術を学ぶため」ではなかった=中国メディア
「11・11」の買い物祭りにも変化? 爆安日本チケットなど、旅行業界が積極参入=中国メディア