日本で10日に行われた卓球ワールドカップ団体戦の女子決勝で、石川佳純選手、平野美宇選手、伊藤美誠選手、佐藤瞳選手の日本代表は中国に0-3で完敗して準優勝に終わり、中国が大会9連覇を果たした。中国メディア・東方網は10日、中国の専門家が「日本の弱点は石川だ」との見方を示したと報じた。


 記事は、決勝第1試合のダブルスで中国の劉詩ブン(雨かんむりに文)・陳夢組が日本の石川・平野組に11-7、11-9、12-10のストレートで降し、第2試合の孫穎莎―伊藤、第3試合の劉―平野へと勢いを作ったことを紹介。その際に、中国中央テレビ(CCTV)での生中継でゲスト出演していた卓球専門家の林強氏が「現在の日本女子卓球最大の弱点は、石川。シングルスでもダブルスそうだ」と語ったことを伝えた。

 そして、石川選手はペアを組んだ平野選手のスピードに完全に追い付けず、ラリーが続く中で石川選手の順番になると速度が落ちてしまい、何とかリズムを作ろうとする平野選手のミスを誘発してしまったという林氏の解説を紹介している。

 林氏によれば、日本が本当に中国と対抗したいのであれば、石川選手に代えて早田ひな選手を起用し、2000年生まれの3人で臨むべきだという。

 記事は、石川選手がまだ26歳であるとしたうえで「専門家から19歳の平野のスピードに明らかについて行けないという指摘が出るということは、現代の卓球が実に目まぐるしく発展しているかということの表れなのだ」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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