近年、観光で日本を訪れる中国人が増加しているが、同時に日本に移り住むことを考える中国人も増えているようだ。中国メディアの今日頭条は7日、日本国籍への変更と永住権の取得を比較する記事を掲載し、「日本に移り住むことを考える前に考慮する必要のあることだ」と伝えた。


 記事はまず、「日本への国籍変更」について、日本も中国も二重国籍を認めていないため、どちらか1つの国籍を選ばなければならないとし、日本の国籍を所得すれば日本人と同じ福利厚生を受けられるほか、日本人として参政権を手にでき、銀行からの融資も受けやすくなると主張。また、世界最強と称される日本のパスポートを手にできることから、世界各国を気軽に訪れることができるようになると指摘した。

 だが、中国国籍を放棄すれば、中国に2週間以上滞在する際にはビザの取得が求められることになるとしたほか、すべての中国人が所持している身分証明書も失効することになるため、中国国内で何らかの手続きをする際には手続きが複雑になると伝えた。

 次に「永住権」のメリットを紹介。日本人とほぼ同じ福利厚生を受けられるものの、選挙権が与えられないことや、日本に6カ月以上滞在しない期間があると取り消されてしまうことや、第三国へ渡航する際に必要なビザの取得などの条件は中国人と同じであると強調し、たとえ日本に移り住みたいと考えても「実行に移す前には考慮する必要のあることだ」と強調した。

 これに対して中国のネットユーザーからは、「自分は中国人であることを放棄できなかったため、永住権を選んだ。違法行為をしない限り、永住権を取得して日本で生活することは最も良い選択だ」といった声が寄せられ、多くの人の支持を得ていた。より良い暮らしを求めて日本に移り住みたいと考えても、国籍まで変更することには抵抗があるという中国人が多いようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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