中国で「海外の特許を全く借りずにスマホを作る」ことはできるのだろうか。記事によると「答えはもちろんノー」だという。部品を作ることはできるが、「スマホ製造に必要な部品の特許は海外にある」からで、新たな特許の開発研究は科学技術の改革と長い時間が必要であるため、現時点では海外の特許がなければ完全国産化は無理だと説明している。
では、「海外の部品を使わずに100%国産のスマホを作ること」はどうだろう。記事によると、これはできるという。例えば、ファーウェイのP30proのように、今でもすでに「ハード面で純国産に近い」スマホもあるという。また、国産でない部品も国産品を使うことは可能だとしている。例えば、スマホのカメラに使用される画像センサーやメモリは、現状では海外メーカーの部品を使用しているものの、「良し悪しを別とすれば変えられる」としている。
しかし、これに賛同しない中国人は少なくないようで、記事に対して反対意見が多くみられた。「特許も部品も、本当の意味での国産スマホは国内のどのスマホメーカーも1台も作れないはずだ」、「ただ電話できるだけの携帯電話なら中国だけで作れるが、高性能のスマホとなると話は別」など、中国では純国産のスマホは作れないという意見が多数を占めていた。
また、そもそも国産100%のスマホは、今の時代どこの国も作れないという意見もあったが、経済がグローバル化している今日では、確かにどの国であっても純国産のスマホを作るのは難しいだろう。
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