中国が「名刺」と自負している中国高速鉄道。日本よりずっと遅れて高速鉄道網を広げ始めたが、その総延長は今や日本を大きく超えており、さらなる拡大を続けている。
中国メディアの今日頭条は22日、中国高速鉄道が年末には3万5000キロにまで達すると紹介する記事を掲載した。

 記事によると、11月22日に行われた中国国家鉄路集団の会議で、鉄道の総距離が年内には13万9000キロに達し、そのうち高速鉄道は3万5000キロになることが明らかになったという。中国の鉄道技術は各方面で世界トップレベルになったと伝えた。

 特に中国が世界を先駆けているのは「高原の厳しい気候での建設」だと記事は紹介。日本では青海チベット鉄道とも呼ばれる青蔵(せいぞう)鉄道は、世界で最も高所を走る高原鉄道となっている。記事は、凍土や寒さ、空気の薄さなど難題をクリアして成し遂げた偉業だと自賛している。

 また、時速350キロでの自動運転の実現でも世界初で、世界の鉄道システムのスマート化でも世界のリーダーになっていると紹介。さらには、中国高速鉄道は利用者がスマホ1つですべて利用できるようになっていて、スマホで乗車券を購入して席を選び、スマホで改札口を通り、食べ物の注文もできるといかに進んでいるかを伝えた。

 利用者の数も今年は延べ36億人が予想され、2012年と比較すると実に92%の増加であるという。中国高速鉄道は海外にも輸出されており、「世界への影響力は空前の規模」だと中国高速鉄道の躍進ぶりを伝えている。

 実際、中国が高速鉄道にかける期待と資金は並外れて大きく、さすが国家事業だけあると言えるだろう。しかし多くの路線では赤字が続いており、厳しい現実があるのも事実のようだ。
(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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