記事の中国人筆者は、旅行で何度も日本に来ているうちに、中国人と日本人の生活習慣や考え方の違いを感じ、「面白いものもあるし学ぶこともある」と伝え、これまでに気が付いた点を複数紹介した。まず1つは「買い物をすると商品をビニール袋に入れてくれる」こと。中国ではすでにスーパーなどではビニール袋の有料化が定着しているが、日本ではどんなに少ししか買わなくても袋に入れてくれることに驚き、日本の袋はデザイン性に優れているものが多いため、「もらった袋を全部中国に持って帰った」そうだ。
2つ目は「ゴミの分別」の細かさ、3つ目はレストランなどで「どんなに寒い時でも氷水が出てくる」こと、4つ目は中国にはない「交通整理という面白い職業」があること、5つ目には「タクシーの運転手は高齢者」が多いことだと紹介した。6つ目は「バスの運転手が乗客に親切」なことで、乗客が降りないうちに走り出すことはなく、車いす利用者を手伝ってくれるほどだと感心した。
7つ目は「ごみ箱が見当たらない」こと、8つ目は「ラーメンとご飯」のセットがあることで、主食と主食の組み合わせは奇妙に感じるようだ。9つ目は日本には「1日が24時間以上」あることを紹介。営業時間を深夜2時までという意味で「26時」までと表示してあるレストランがあったと伝えている。10つ目には天津飯など「中国にはない中国料理がある」と紹介した。
残りは、「公共交通機関の利用者が礼儀正しい」こと、「電車の自動改札は常に開いていること」、「バス停の時刻表」があり時間に正確なこと、「喫煙場所が決められていること」、こちらが気まずくなるほど「店員が礼儀正しい」こと、「ホテルの価格」が1部屋あたりでなく人数ごとに計算されることを紹介した。
中国人旅行者は、日本のいろいろなところで「面白いことや考えさせられること」を感じているようだ。筆者は、「旅行で視界が広くなった」そうだが、こうした異文化コミュニケーションから多くの点を学び良い啓発になると言えるだろう。
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