日本のホテルはチェックアウト時の部屋確認がない！　いったいなぜ？＝中国メディア (2019年12月12日)

たいていのホテルはチェックアウト時にホテルスタッフが使用した部屋の確認に向かい、問題なければ無事ホテルをあとにする。この、スタッフによる最終チェックは、宿泊客がホテルの備品を壊したり、紛失させるということもあるため、多くのホテルで採用されている方法だ。 しかし、日本のホテルではこのようなチェックがないことに驚きの声が上がっている。日本ではチェックアウト時の部屋確認がないのはなぜなのか？ 中国メディア超?旅遊玩法はこう答えている。 答えは簡単。そもそも日本人はマナーがしっかりしており、多くの人は物を大切にする意識が高い。そのためホテルでのマナーもよく、物品を壊したり、備品を勝手に持ち去ったりというトラブルもほとんどないからなのだ。多くの日本人が備品を大切に扱うため、退出時のチェック自体がほとんど必要ないのだ。また、ホテル内のミニバーの飲み物も、チェックアウト時に飲んだかどうかを自己申告するため、わざわざそのためにスタッフが部屋をチェックすることもほとんどない。 こうした記事に対し、中国メディアは、「ほとんどの観光客はモラル面でまだまだ」と述べ、日本の状況を見ると自国のモラルのレベルについて「恥ずかしい」と率直に述べている。実際「お金を払っているんだから自由に使うのは自分の権利」と考えて、散らかし放題にする旅行客も多いようだ。記事は「ホテルの使い方ひとつとっても、まだまだ日本から学ぶ点が多い」と結んでいる。 この点、日本人はホテルの退出時に片付け過ぎてしまうため、ホテルのハウスキーパーにとってはかえって迷惑になってしまうことすらあるようだ。お金を払ってサービスを受けているとは言え、「立つ鳥跡を濁さず」、きれいにしてホテルを後にしたいと感じるのは、多くの日本人にある共通の感覚と言えるのかもしれない。（編集担当：時田瑞樹）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）【関連記事】中国より日本のがん治癒率が高いのはなぜ？運動嫌いな日本人の脂肪率が低いのはなぜ？ その理由は「食生活」広東省の海岸で大量の廃棄物を当局も黙認 驚きの理由とは？なぜか渋滞が少ない東京 中国人記者は「自分の国恥ずかしい・・・」「休みに東京とソウル、どっちに行く？」答えは断然・・・＝台湾メディア