なぜ日本の親は子どもが「スタートラインで負けるのが怖くない」のだろうか。日本の私立学校で臨時教師をした経験があるという中国人筆者は、観察の結果「スタートラインで勝っているので負けるのが怖くない」と結論付けている。例えば、英語の授業1つとっても中国の大都市の学校では小学1年生で始まるのに対し、日本では5年生から始まると紹介。授業が始まっても、発音が悪かったり、0からスタートの子どももいて、授業そのものも英語の歌を歌うなど遊びながら学ぶような授業だったという。
それで、なぜスタートラインで勝っているのだろうか。筆者は、日本の教育では暗記が目的ではなく、まずは英語を学べば世界の人と交流できることに本人が気づき、やる気を起こさせようとしていると指摘。単語を覚えたり発音を改善したりするのはそれからで十分間に合うと考えているという。また、日本の給食は子どもたちが自分で準備し、残飯を出さないように量を調節し、紙パックを広げて回収していることや、家庭科や体育の授業、学校に電車に乗って一人で登下校していることなどにも感銘を受けたそうで、こうした教育方針が「スタートラインで勝っている」と感じたようである。
筆者は結論として、日本では「試験のための勉強を止めたことで、教育の本質に立ち返った」と感心している。流ちょうな英語が話せるより前に、健康な体を作り、生活力やコミュニケーション能力を身に付けさせていると称賛した。
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