中国メディアの今日頭条は19日、中国企業による海外への直接投資は失敗に終わるケースが目立つと伝える一方、この点では日本企業のやり方は非常に上手であり、海外市場の開拓という点で中国企業は日本企業に学ぶ必要があると主張した。
記事は、東南アジアという地域について「人口が増えていて、潜在成長力も極めて大きく、中国の次の『世界の工場』になりうる投資先として非常に有望」であると指摘。中国企業も東南アジア諸国には投資を行っているものの、その大半は「利益を生まず、赤字を垂れ流している」のが現状だと強調した。
続けて、日本企業はこれまで海外に積極的に投資してきたが、中国企業の投資よりも高い成功率を誇ると主張。日本企業は東南アジアにも進出しているが、その進出方法を見てみると「複数の企業が結束して進出する」ケースが目立ち、1社の企業が独力で進出するケースは多くないと強調。
そして、日本企業が結束して進出するうえで大きな役割を果たしているのが、投資先の情報や人的コネクションを豊富に持つ総合商社であると指摘する一方、中国には日本の総合商社のような企業が存在しないため、海外に進出する企業は現地で孤独な戦いを強いられ、劣勢に追い込まれてしまうのだと論じた。
さらに記事は、日本企業は海外に進出するうえで「現地との互恵」を重視していると伝え、単にビジネスを展開するのではなく、現地の産業育成を支援したり、学校や奨学金を設立したりといった貢献を行っていると紹介。中国企業は海外の投資先で成功を収めたければ、「現地との互恵」を重視する必要があると指摘し、この点で日本企業に学ぶべき点は多いと強調した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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