まず1つ目は「交通機関が時間に正確なこと」。中国に限らず海外では公共交通機関が時間に正確ではないので驚くのだろう。記事は、日本の公共交通機関は時間に遅れると「乗り遅れてしまう」ので、乗客も時間厳守が必要だと伝えている。2つ目は「東京の地下鉄には都営と東京メトロがあること」で、独立して運営しているため切符も別であり、間違えないように注意を促している。
3つ目は「東京の名が付いていても東京ではないところがあること」。東京ディズニーランドや東京成田国際空港のように、東京といっても実は千葉県の場所があり、移動には時間の余裕を見る必要があると伝えた。4つ目は「トイレに困らない」こと。旅行者が一番心配するのがトイレだが、日本では近くに公衆トイレがなくてもコンビニにトイレがあるので非常に便利だと紹介している。中国ではコンビニで利用者に対してトイレを開放していないところがほとんどなので驚くのだろう。
記事はさらに、5つ目に「カメラのシャッター音は消せないこと」を紹介。日本ではプライバシーを重視するため、同意なく勝手に誰かを撮影すべきではないと注意を促しているが、日本では盗撮防止という意味合いが強いと言われている。
こうしたことは、中国人旅行者からすると驚くような「秘密」かもしれないが、日本人にとっては「常識」であることが多いと言えるだろう。日本に来ていろいろな「秘密」を知ることで、中国人にとっては視野を広げる良い機会になるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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