記事は、しばしば中国でも話題になる日本の高校サッカー選手権が今年も開催されたことを紹介し、特にその観客動員数に注目。13日の静岡学園―青森山田の決勝戦は過去最高となる5万6025人が来場したとした。また、89回大会からの10年間における決勝戦の観客動員数の推移を示し、ほぼ毎年4万人を超える観客が高校サッカーの頂点を決める試合に足を運んでいるのだと伝えている。
そして、「この数字は本当に恐ろしい。社会にどれだけ優れたサッカーのムードがあればこのような観客動員数を記録できるのか。これが日本のサッカーに対する重視ぶりであり、日本サッカーが長期間アジアを牛耳ってきた理由なのである」と評した。
さらに、日本サッカーの成功は長期的に形成されてきたものであり、子どもたちの興味を抹殺することなく、本当にサッカーを愛する人には広くその鍛錬の機会を与える仕組みづくりが功を奏したものであると説明。「思い付きで体制を作ろうとしたり、サッカースクールがお金持ちの子しか入れなかったりするのとは違う」とし、中国との差に言及した。
記事は、「サッカーファンとして、自国のサッカーも日本のように熱狂的な盛り上がりを見せてほしいし、その中に入って盛り上がりを体感してみたい」とする一方、10年や20年では到底無理であり、自分が生きている間に一度「自国開催ではないワールドカップ」に出場するのをもう一度見られれば御の字かもしれないとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
強いはずでは? 中国女子卓球界のエースがいつも日本人に負ける理由=中国メディア
日本や欧米の料理人と比べると、非常に哀れな中国の料理人たち=中国メディア
中国で深刻化している路上駐車、日本の取り組みを参考にしよう=中国メディア
刺身を作る日本の板前の技術に驚嘆「これは機械よりすごい」=中国メディア
日本の農村には、中国の農村では当たり前のように落ちているものが見当たらない! それは・・・=中国メディア