記事はまず、日本ではいかに漢方薬が普及しているかを紹介。約150種類の漢方薬が保険適用となっており、市場規模は2000億円で、このうち80%以上が医療用漢方薬であると伝えた。この数字から、日本における漢方薬の地位の高さが分かると言えるだろう。
その上で記事は、これはあくまで日本国内の市場規模であって、世界の漢方薬市場の約90%が日本の漢方薬であると記事は指摘。日本の三大漢方メーカーの1つであるツムラは、深セン市と上海に会社があり、中国での売上が1000億円を超えていると伝えた。しかも、原料の80%は中国からの輸入に依存しており、日本で加工したものが再び中国に輸入されていると驚きを持って伝えている。
中国国内では今でも西洋医学と中国医学の間で論争が絶えず、中国医学に対して否定的な見方も少なくないが、日本の優秀な医者は西洋の薬と漢方薬の両方を処方するもので、「日本ではすでに融合していて争ってはいない」と記事は指摘した。
実際、日本の漢方薬と中国の中医薬は、別物として見るべきものであり、訪日中国人がドラッグストアなどで爆買する対象に日本の漢方薬も含まれていることから、中国人自身が日本の漢方薬と中国の中医薬とは別物であると認識していると言えるだろう。
記事に対して寄せられたコメントを見ると、「これが日本人の賢い所だ。中国人はよく学ぶべき」、「日本の匠の精神のなせるわざ」、「中国5000年の歴史がある中医がこんな結末になるとは悲惨だ」などがあり、日本を称賛するとともに、現在の中医薬の現状を嘆く人が少なくなかった。いずれにしても、日本の漢方薬はこれからも中国で人気を保つに違いない。
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