記事は、中国では各地で高速鉄道路線の建設が行われているのに対して、米国は西側諸国のリーダーであるにもかかわらず現在に至るまで高速鉄道路線を「1本も建設していない」と紹介。
さらに、この重要な原因について、米国において鉄道はすでに主要な交通手段としての役割を失っており、現在はむしろ観光を楽しむための道具になっていることを挙げ、米国では「主要な交通手段としての役割を失った鉄道」を高速化する意義がそもそも存在しないのだと指摘した。
また、この点は「米国の鉄道を利用したことのある人なら実感できるはずだ」と説明。米国の多くの鉄道路線はその周囲の景色が美しく、例えばコースト・スターライト号に乗車しサンディエゴからポートランドまでを旅行すると、海辺から雪山まで独特の自然風景を楽しむことができると紹介した。
さらに、景色の美しさに加え、列車内部の設備も非常に良いと評価。座席の座り心地もよく、また飛行機のビジネスクラス並みのスぺ―スがあると紹介。自然風景を楽しむための専用車両の場合、座席は窓に向いており、美しい景色を堪能しつつ、ゆったりとコーヒーを飲みながら読書もできると説明し、米国の鉄道旅行は実際に雪山や海辺に出かけるよりも楽しいと論じた。
中国の鉄道しか知らない中国人にとって「鉄道は移動のための単なる交通手段」であり、それゆえに高速化することに大きな意義があると感じられるのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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