記事は、日本では理想的な食事として、「豆、ごま・ナッツ、海藻類、野菜、魚、キノコ類、イモ類」をバランスよく摂取する「まごわやさしい」の法則が提唱されてきたと紹介。
まず「ま」については「豆類」であり、特に手軽に摂取できるものとして納豆やゆで枝豆の摂取を提唱し、次に、「ごま・ナッツ類」を表す「ご」では素煎りのクルミやアーモンドを積極的に取るよう勧めているとした。
続いて「野菜類」の「や」については、日本の伝統的な漬け物である野菜の「ぬか漬け」を挙げ、野菜の持つ栄養素に加えて発酵食品が持つ整腸機能などが健康維持に有利であるほか、適度な酸味が疲労回復につながるとして推奨されていることを伝えた。「魚」を表す「さ」では、おすすめの食材としてカタクチイワシを挙げたと紹介している。
そして、アルファベット部分の「Y」はヨーグルト、「O」はおやつを表しているとし、腸内バランスを整えてくれる乳酸菌を豊富に含むヨーグルトの摂取を習慣化させること、リラックスや新陳代謝、免疫力を向上するために適度な間食の摂取も健康増進につながることが示されていると伝えた。
中国のネットやメディアが和食文化を紹介する際、「素材の味を生かすシンプルな調理」とともに特徴としてしばしば取り上げられるのが、「1回の食事でとても多くの食材を少しずつ取り入れる」点だ。「まごわやさしい」あるいは「まごやさYO!」は、まさにその特徴を如実に表す法則と言えるだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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