中国メディア・新浪体育は9日、新型コロナウイルスの感染拡大により延期になっていた東京五輪女子サッカー予選プレーオフの中国―韓国戦が、五輪開幕を1カ月前に控えた6月に行われることになったと報じた。

 記事は、新型ウイルスの影響により、今月開催予定だった両国によるホームアンドアウェー方式のプレーオフが順延となり、アジアサッカー協会(AFC)はこれまでに4月開催予定であることを発表していたと紹介。
しかし、4月に両国で試合を開催するのは依然として困難と判断したため、国際サッカー連盟(FIFA)、国際五輪委員会(IOC)と協議を行った結果、6月4日に韓国で第1試合を、9日に中国で第2試合を実施することになったと伝えた。

 また、AFCは両国のサッカー協会に対し、5月4日までにそれぞれのホームでの試合会場と試合開始時間を報告するよう求めると同時に、新型ウイルスの感染拡大が収まらなかった場合に備えて、自国以外の中立な開催地も1つ申請するよう要求したと紹介している。

 中国、韓国ともに新型ウイルスの感染が拡大して予定通りの自国開催が難しくなり、代替地の候補が取りざたされてきたが、本戦を1カ月半前に控えた時期まで開催を伸ばすことで、両国で試合を行えるよう配慮されたと言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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