日本の自動車市場では軽自動車の人気が高く、中国ではセダンやSUVが人気であるように、国が変われば人気のある車もタイプも変わるものだ。フィリピンではピックアップトラックが人気であり、同国の自動車市場では日本車メーカーが大きなシェアを獲得している。


 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国の自動車メーカーである上海汽車がフィリピンの自動車市場にピックアップトラックを投入すると伝え、「日本の自動車メーカーは恐怖で震えているのではないか」と主張したところ、中国のネットユーザーたちは「フィリピンから撤退を余儀なくされて、おめおめと戻ってくることを我々は恐れている」などの反応を示した。

 記事は、フィリピンについて「東南アジアでもっとも経済成長が著しい国の1つ」であると指摘し、同国の自動車市場も成長を続けていると指摘する一方、その市場で80%ものシェアを獲得しているのがトヨタ自動車や三菱自動車などの日本メーカーであると指摘。そこに中国メーカーがピックアップトラックを投入するということは「日本メーカーと同じ土俵で戦うということだ」と論じた。

 続けて、フィリピンは山地や坂道が多く、人や荷物をたくさん乗せることができるピックアップトラックの人気が高いと指摘しつつ、同時にピックアップトラック市場は非常に競争も激しく、日本の各メーカーはもちろん、米国メーカーも含めて熾烈な競争が繰り広げられていると強調。フィリピンの消費者は特に価格に対して敏感であり、高い価格競争力と安定した品質を持つ上海汽車のピックアップトラックはフィリピン市場で一定の支持を得られるのではないかとの見方を示し、「日本の自動車メーカーは恐怖で震えているのではないか」と主張した。

 この主張に対し、中国のネットユーザーからは「海外でモノを売るには、何と言っても品質が大事になる。くれぐれもバイクの二の舞にならないでほしい」というコメントが寄せられた。これはベトナムのバイク市場で中国メーカーが圧倒的なシェアを獲得しながらも、消費者が低品質のバイクを敬遠するようになり、結果的に市場から淘汰されたことを指しているのだろう。また、「日本車が圧倒的なシェアを獲得しているフィリピンから撤退を余儀なくされて、おめおめと戻ってくることを我々は恐れている」というコメントも見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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