中国では「文明的な社会」を目指そうというスローガンを至るところで見かける。しかし、文明的というのは抽象的な表現だ。記事は、「文明的」な国とは、経済的な豊かさや高層ビルではかるものではなく、「誰もが尊厳を持った生活ができるかどうか」で判断できると主張。この点で日本は優等生だと称賛している。
その一例として、日本では障がい者の「外出」が容易であると紹介。バスにはスロープ板が格納されているので、運転手のサポートを受けてスムーズに乗ることができ、エレベーターや押しボタン式信号などのボタンは車いす利用者に合わせた高さになっているので、車いす利用者でも1人で外出しやすいと伝えた。他にも、盲導犬が無償貸与であることや、駐車場に障がい者専用のスペースがあることなどを紹介している。中国ではこうした設備が整っていないほか、障がい者に対する偏見が強いため、家族が外出を許さず引きこもりになっているケースが非常に多い。
また、「生活面」でも日本の障がい者は尊厳のある生活ができているという。例えば、自動販売機や手すり、エレベーターのボタン、そして洗濯機にも点字があり、ATMには音声ガイドがあると伝えている。さらに「就職」のしやすさも指摘。日本では障害者雇用促進法により、民間企業における障害者の法定雇用率は2.2%であり、今年には2.3%になる予定だ。
他にも、各種「福祉」の手厚さを紹介している。障がい者には医療費助成制度や障がい者年金、障がい児福祉手当などの補助があり、公営の住宅にも優先的に入れるなど多くの公的保障があると伝えた。
このように、日本は障がい者に優しい国で、「他の国では卑屈になって生活している障がい者が、日本では尊厳を持てている」と称賛した。この「他の国」には当然中国も含まれているはずだ。もちろん日本にもまだ改善の余地はあるが、健常者・障がい者の別を問わず、誰もが尊厳を持てる社会という意味では、中国よりずっと「文明的」で進んでいることは間違いなさそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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