記事は、ウイルス感染が世界的に拡大し、各国政府が大規模な集会を中止し、外出を極力控えるよう呼びかけているものの、実際に市民の行動を制御するのが難しい状況であると紹介。
また、桜が開花した東京の上野公園では連日花見客が大勢押しかけており、東京都が公園や川辺での宴会を辞めるよう呼びかけ、同公園内にも集会禁止の掲示が出されていたにもかかわらず、それでもなお地面にシートを敷いて座り、飲み食いする様子が見られ、中にはマスクを着用するなどんお安全防護措置を何も取っていない人もいたとした。
さらに、21日には宮城県仙台市で聖火を見物するために約5万2000人が集まり、数時間待つ長蛇の列が発生したことを紹介し、今後も大規模な密集状態が見られうようであれば、東日本大震災の被災3県での聖火の巡回展中止も検討される事態になったと伝えている。
この状況について、中国のネットユーザーは「他人には他人の方法があるのだから、われわれが必要以上に騒ぐことはない。日本はしっかりコントロールしていると思う」、「日本人は予防意識が高いので、そこまで心配する必要はない」、「日本社会は普段から衛生面に留意している。中国の報道はあまりにも極端だ」など、日本の状況に対して過敏になるべきではないとの見方が多く見られた。
一方で「感染者の増加が緩やかなのは、検査対象者を絞っているからに過ぎない」、「落ち着いているのは表面的な部分だけ」とのコメントを残すユーザーもいた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
日中の卓球ユニフォーム対決は日本の圧勝、素晴らしいデザインだ=中国メディア
Jリーグ「今季降格なし、昇格あり」の大きな判断に、日本人の真摯さを見た=中国メディア
これが日本人の発想力・・・パソコンのCPUで料理を作ってしまった=中国メディア
マスク不足が続くなか、日本人は自分でマスクを作り始めた!=中国メディア
中国が断って日本が受注したインドの高速鉄道、5年経ってどれだけできたか=中国メディア