記事はまず、中国では視覚障がい者が1人で外出するのは極めて困難だと紹介。その理由の1つとして、中国の視覚障がい者誘導用ブロック(点字ブロック)は、設置しただけで満足しており、利用者のことを考えていないと指摘している。記事が紹介した写真を見ると、迷路のように折れ曲がっていたり、点字ブロックの先に障害物があったり、さらにひどいものは蓋のないマンホールにつながっているなど、むしろ設置していないほうが安全なほどだ。
さらには国民の意識も低いため、飲食店が点字ブロック上にテーブルを出して営業していたり、点字ブロック上に駐車していたりと「これでどうやって視覚障がい者が道を歩けるというのか」と苦言を呈している。
記事は、それと比べると日本には「視覚障がい者をサポートする設備と高い民度」があり、視覚障がい者が1人で自由に出かけられる国だと感心。記事は例として、点字ブロックに加えて、駅や電車内でどこでも目に付く「点字や音声ガイド」、歩行者用信号機の親切さを紹介。「音響用押しボタン」は、進行方向が青になると「ピヨピヨ」または「カッコー」といった音が鳴る機能が付いていて、南北と東西では違った音や曲が使われていると紹介。さらに、視覚障がい者や体の不自由な利用者のために、信号の青時間の延長を行える「青延長用押ボタン付き信号機」という親切な設備もあると伝えた。
また、シャンプーやリンスを見分ける突起、缶のアルコール飲料、紙パック牛乳などのユニバーサルデザインもあると紹介、日本には視覚障がい者に対する「無限の優しさ」があると称賛した。
確かに、中国では視覚障がい者が1人で外出しているところを見かけることはほとんどなく、それだけ日本は視覚障がい者に優しい国と言えるだろう。中国でも民度の向上が叫ばれているが、こうした社会的弱者に対する気配りや優しさという点で、ぜひとも日本から学んでもらいたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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