中国メディア・今日頭条は9日、「日本人が痩せているのは、日本料理を食べているからという単純な理由ではなかった」とする記事を掲載した。

 記事はまず、食事を節制することが日本人の体系をスリムに保っている主な原因であることは間違いなく、学校の給食や食堂の定食などをはじめ、栄養バランスが十分に考えられた食事が多く供されているとした。
また、中国に比べると食べる量が少なく、「日本に2週間滞在するだけで痩せる」と語る中国人もいるほどだと伝えた。

 そのうえで、食事以外にも日本人が太らない大きな要因があるとし、それが「国民スポーツ」の普及だと説明。日本で大きな川沿いを散歩してみると、野球場やサッカーコートがいくつも並び、子どもや大人がボールを追いかけている様子を見ることができるとし、日本では1964年の東京五輪を契機に市民がスポーツに親しむ習慣が浸透しており、スポーツがすでに市民の生活の一部分になっているのだと解説している。

 確かに週末に皇居の周りをジョギングしたり、公園のテニスコートでテニスに興じたりなど、スポーツを身近に感じ、積極的に体を動かそうとする日本の市民は多い。とはいえ、中には運動を好まない人がいるのも事実だ。

 記事は、たとえ運動が嫌いな人でも、東京という巨大都市に住んでいれば否が応でも「運動」せざるを得ないと紹介。主に電車で通勤するサラリーマンたちは、スーツに身を包みながら毎日駆け足に近いくらいの早歩きで会社に向かうとし、そのスピードは中国のサラリーマンの比ではないと伝えた。そして、この光景は「一種の新しい競走」と言えるものであり、日本の一般家庭は平凡な日常生活の中でも相当のカロリーを消費しているため、太りにくいのだという見解を示した。

 長時間の電車通勤が、働く人にとって日頃不足しがちな運動の代わりになっていることは間違いないだろう。現在、新型コロナウイルスの感染拡大によって東京をはじめとする多くの地域で在宅ワークが要請され、多くの人が移行している。この状況が長期化すれば、通退勤で消費していたカロリーが消費できなくなり、運動不足や肥満につながる可能性もある。感染防止を心掛けつつ、仕事の合間に意識的に体を動かす必要がありそうだ。
(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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