世界的に猛威を振るっている新型コロナウイルスにより、日本も首都圏など7都府県に緊急事態宣言が出された。一方、新型コロナウイルスが発生した地とされる中国湖北省武漢市では8日、都市の封鎖が2カ月半ぶりに解除され、空港や高速鉄道が再開したほか、高速道路を利用して他の都市に移動することができるようになった。


 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本で緊急事態宣言が出されたことを伝える記事を掲載しつつ、「その対策は中国人が思っているものと全く異なっていた」と伝えた。

 記事はまず、日本では新型コロナウイルスの感染拡大を背景に緊急事態宣言が出されたことを紹介する一方、その範囲は日本全国を対象としたものではなく、首都圏など7都府県に限られたものだったと紹介。

 続けて、中国人が「緊急事態宣言」と聞くと、多くの人は武漢市でなされたような「都市封鎖」や中国の多くの都市で実施された「外出禁止」や「店舗営業の禁止」を連想するが、日本では緊急事態宣言が出されたとしても、公共交通機関がストップしたり、外出が禁止されたりすることはなく、様々な娯楽施設が「強制的」に営業停止になるわけではないと伝え、「中国人の思っている緊急事態宣言とは全然違っていた」と論じた。

 記事は、日本の緊急事態宣言は私権の制限も可能ではあるものの、すべてが強制だった中国のような方法ではなく、あくまでも要請にとどまっているのが特徴であり、同時に日本人一人ひとりの新型コロナウイルスに対する危機感を高め、「人と人の接触をなるべく避けるよう自粛してもらう」スタンスであると強調した。

 中国では新たな感染者の増加が抑制できていると報じられており、武漢市の都市封鎖も解除されたが、実際には発表されていない無症状患者が多数存在しているとの見方もあり、中国人もしばらくは気の抜けない日々を過ごすことになるだろう。1日も早い新型コロナウイルスの終息が世界中で実現することを願うばかりだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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