日本では今でもマスクが入手困難であり、コンビニやドラッグストアの多くで品切れとなっている状況が続いている。しかし、中国人からすると「日本の製造業は優秀であり、日本は製造強国と呼ぶべき存在なのに、なぜマスクの品切れが続くのか」と疑問を抱かざるを得ないようだ。中国メディアの今日頭条は10日、日本でマスクが品薄となっていることを報じ、その理由を分析した。
記事はまず、新型コロナウイルスの影響によってマスクが品薄となっている日本では「政府がマスクの増産を指示したり、買い占めや転売を規制している」にもかかわらず、マスクの品薄状態はまったく解消されていないと指摘し、「優れた製造業があるはずの日本でこのような事態が生じている理由はどこにあるのか」と疑問を提起した。
その理由として記事は、日本にすばらしい製造業があるのは事実だが、「日本はマスクの多くを輸入に頼ってきた」ためと指摘。日本衛生材料工業連合会によると、2018年に日本国内で生産されたマスクは11億1000万枚であるのに対し、輸入されたマスクは44億枚を超え、日本はマスクを輸入に頼ってきたのが現状だと指摘した。
また、生産を拡大するには「設備と人員」の確保が必要であり、これには一定の時間がかかると強調。しかも、日本は慢性的な人手不足であるため人員の確保が難しいことや、日本で医療用品を製造するには衛生面に関する高い規準をクリアしなくてはならないことが、マスク製造の障害となっていると分析した。
中国で新型コロナウイルスが猛威を振るっていた際には中国でもマスクの品薄状態が続いていたが、現在では街の薬局でも手に入れることができるようになったという。また、マスクをせずに外出する人も徐々に多くなっているのが現状だ。中国でも完全に蔓延が抑えられたわけではないゆえ、再び蔓延が拡大しないことを願いたい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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