中国では日本よりも夏の暑さが厳しい場所が多く、まもなくエアコンが欠かせない季節が始まるが、中国メディアの今日頭条は21日、日本ブランドのエアコンと中国ブランドのエアコンには「明確な違いがある」と紹介する記事を掲載した。

 記事は、中国市場には50を超えるエアコンブランドが存在することを紹介し、そのなかでも「日本ブランド」と「中国ブランド」が2大陣営となって市場シェアを争っていると紹介。
中国ブランドであればグリー、美的、ハイアールなどが有名で、日本ブランドであればダイキン、三菱電機、日立などが有名だと紹介しつつ、「エアコンを購入するにあたっては、選択肢が多すぎることが消費者の頭を悩ませている」と説明した。

 続けて、中国ネット上で語られているという日本ブランドと中国ブランドのエアコンの「複数の違い」を紹介。まず1つ目は「エアコン室外機があっという間に錆びてボロボロになってしまうのは中国ブランドであり、逆に日本ブランドの室外機はほとんど劣化しない」という話を紹介し、日本ブランドの防錆技術は中国より優れているため、これは間違ってはいないと論じた。

 さらに2つ目の違いとして、日本ブランドのエアコンは10年使用しても冷媒ガスの補充が不要であり、冷却効果も「極めて良い状態が続く」と紹介する一方で、中国ブランドのエアコンは2ー3年で冷媒ガスの補充が必要になると指摘し、これも間違っていないと指摘した。また、中国ブランドのエアコンは遅れた技術が採用されていたり、基幹部品を日本ブランドからの調達に依存していたりするのが現状だと伝え、日本ブランドのエアコンと中国ブランドのエアコンには「明確な違いがある」のが現状だと論じた。

 経済発展を遂げた中国では、質の良い製品を通じて自らの生活の質を高めたいと願う消費者が増えている。記事には中国ネットユーザーから多くのコメントが寄せられており、「中国ブランドのエアコンは確かにコストパフォーマンスは高いが、簡単に交換ができないセントラルエアコンは心から安心して使用できる日本のダイキン製でなければならない」という声が見られ、多くの支持を集めていた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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