記事はまず、毎年大勢の中国人が日本へ行くと紹介。仕事や留学などもあるがやはり旅行で訪れる人は非常に多く、なかには「1カ月に1度、日本に行かないと何か物足りないと感じてしまう」というリピーターまでいるそうだ。そのうえで、自らも日本旅行によく行くという中国人筆者が考えられる理由について分析した。
まずは「一度は行くべきだ」という「京都」には、「重厚な歴史感がある」と紹介。古き良き唐の時代を思わせる建物と景色が魅力的で、観光名所がたくさんあると紹介した。さらに、京都から近い「大阪」は「近代都市の魅力」にあふれていて、ネオンの看板や自販機、回転寿司は科学技術の高さも感じると伝えた。
さらに、「都市と郊外の格差があまり感じられないこと」も日本の魅力の1つだと記事は紹介。新幹線で都市から郊外に向かって行っても光景が大きく変化することがないと伝えているが、これは都市部と農村部の格差が非常に大きい中国からすると驚きのようだ。それゆえ「多くの中国人は日本の秘境に行ってみたくなるのだろう」と分析している。
また、旅行者には欠かせない移動手段についても、日本は「長距離移動が便利」だと紹介。飛行機も新幹線も発達していて、駅や飛行場までのアクセスも良く、時間に正確なのが魅力だという。
記事はほかにも、おいしい「神戸牛」や、本物そっくりの「食品サンプル」、高いがとてもおいしい日本の「果物」、それに「動物カフェ」なども日本の魅力だと紹介している。筆者は、「日本人は小さくてかわいいものが好きらしい」と、猫や豆柴、フクロウといった動物に癒される体験も計画できると紹介した。
実際のところ「日本へ行く理由」は人それぞれで、ほかにも中国人をとりこにする日本の魅力は多くあるだろう。今すぐというわけにはいかないものの、移動が自由になったら実現するため、今から日本旅行の計画を立ててみてほしいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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