記事はまず、日本の農村は理想的な「桃源郷」だと称賛。ゆったりとした時間が流れ、きれいで居心地の良い場所になっているので、都会に出ていかなくても満足できるとしている。しかし、「1950年代から70年代までの日本の農村は、今の中国のようだった」と伝えた。
記事によると、当時の日本は貧しい田舎暮らしに満足できない若者が大挙して都会に出て行き、田舎には子どもと高齢者、体の弱い人しか残らなかったという。それで豊かさを求めて工場を受け入れて汚染に悩まされ、川は臭くなりごみだらけで現地の産業や資源、遺産の保護どころではなかったと紹介した。これはまさに「今の中国」だとしている。
では日本はどのように、「美しい桃源郷」に様変わりしたのだろうか。記事は、岐阜県にある「飛騨古川」の例を紹介。飛騨古川の瀬戸川は錦鯉が有名だが、川を掃除してきれいにしてから錦鯉を放流することを繰り返し、川がどんどんきれいになっていったことでも知られると紹介した。
さらに、この川沿いには500メートルにわたって出格子の家屋や白壁の土蔵が立ち並んでいるが、これも伝統的な建物を保存しようとする意識的な努力のおかげであることを指摘。
中国の田舎がここまで美しくなるのを想像するのは難しいとはいえ、「日本の田舎」にできたことなら中国にもできるはずだ。ただ、飛騨古川の例からすれば地元住民がどれほど「本気」になれるかにかかっていると言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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