世界には様々な農業方式があるが、日本の農業の特徴は「狭い農地と小規模経営」と言えるだろう。記事は、日本の農業は一見すると不利な状況にあるとしながらも、高度な産業化を実現していると指摘し、中国の状況からすると、欧米の大規模農業よりも日本の方法こそが学習の対象であると指摘した。
続けて、日本の農業の精髄の1つが「専門力」であるとし、日本の農家は各自が専門の作物に特化して生産していると指摘。中国では儲かりそうな農作物に飛びついて、生産する農作物をころころと変える農家が多く存在するが、こうした生産方法では農作物の競争力は高まらないと強調。日本では少数の農作物に特化して生産を行うことで、「ノウハウの蓄積が進み、農作物の品質が向上する」とし、その結果として「付加価値を付けて販売することも可能になり収益が向上する」と論じた。
さらに、農家の「環境保護の意識の高さ」も日本の農業を支える要因の1つだとし、土壌汚染に繋がることを行わないのは当然のことであり、土壌改良を行うことで農地の生産性を向上させていると指摘。中国では生産性を重視するあまり、過剰に農薬が使われる傾向があり、環境汚染のみならず、人びとの健康に悪影響が及ぶことを懸念する声が存在するのとは真逆であると指摘した。
また記事は、日本の農家は「農作物をサイズごとに選別する」、「丁寧に梱包する」といった配慮を通じて、商品価値を高めてより高額で販売するための工夫と努力をしていると紹介。中国の農家は苦労して働いても収入を増やすことは難しく、技術の向上や農地の改良を行うために投資する余力はない状況と言えるが、それでも日本の農業から学ぶべき点は必死に学ぶべきであると強調した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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