記事は、本来とてもプライベートな空間であるトイレが、常に「奇妙」な発想やアイデアを生み出す日本人によって「丸裸」にされ、東京都渋谷区の公園に透明な外壁を持つ公衆トイレが設置されたと紹介。
その一方で、誰も入っていない時の壁こそ透明なものの、人がトイレに入って鍵を閉めることにより透明な壁に自動でスモークがかかり、中が見えなくなると説明。完全に中が見えなくなるため安心して利用することができるものの、「くれぐれも鍵をかけるのを忘れてはいけない」と伝えた。
そして、この独創的なトイレについて、多くの人が公衆トイレに対して抱く「暗い、汚い、臭くて怖い」というイメージを変えることを目的として立ち上げられた「THE TOKYO TOILET」プロジェクトの一環であると説明。プロジェクトでは16人のクリエイターがデザインしたトイレが渋谷区内の17カ所に設置されるとし、この透明トイレは建築家の坂茂氏が手掛けたものだと紹介している。
明るくて透明なトイレというのは、使用時には外から見えないと分かっていても初めて使う際に抵抗感があるかもしれない。ただ、暗くて閉鎖的なトイレはしばしば犯罪が起こりやすい場所としての側面も持っていることは否めず、トイレを明るく開放的にすることは犯罪の防止にも寄与しそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
日本と中国との差はどれくらい? ビルを見ればすぐにわかる!=中国メディア
「日本嫌い」の祖母、孫の付き添いで渋々訪れた日本に感動する=中国メディア
どうして日本は食糧自給率が低いはずなのに、食糧危機に陥らないのか=中国メディア
「ごはん粒を残すと目がつぶれる」という日本の教えが持つ、深い意味
日本はなぜソ連崩壊の機に乗じて北方四島を奪い返さなかったのか=中国メディア