記事は、2019年末現在で日本の1人当たりGDPが3万9300ドル(約415万円)だったのに対し、中国は6万4644元(約100万円)であり、その差が4倍以上だったことを伝えた。
一方で「日本を旅行したことがある人なら気づくと思うが」とした上で、日本人が毎日比較的簡素なものを食べているほか、派手な高級車に乗る人は少なく、排気量がとても小さい自動車を乗っている人が多いと紹介。「GDPがわが国の4倍なのに、どうして彼らは生活の楽しみが何たるかを理解していないのか」とし、1人当たりGDPに見合った消費を行わないことに疑問を呈した。
その答えとして記事は「日本の生活コストが非常に高いことがポイントだ」と指摘。駐車料金や光熱費など日常生活で必要となる各種料金が中国の何倍もの値段であり、日本で生活する人びと、特に若い世代の生活コストやストレスが非常に大きいとし、「危機意識が強い日本人は、このような状況だからこそ非常に慎ましやかな消費意識を持つのだ」と伝えている。
記事は、1人当たりGDPが多い日本では総じて物価も非常に高いとし、果物一つとっても値段が高いために、500グラム単位で売ることが一般的な中国に対して日本の基本的な購入単位は1個であると紹介。「支出を細かくコントロールしておかないと、貯えが全くの残らない可能性があるのだ」とした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
日本の飲食店を見ると、やっぱり衛生って大事だなと思う=中国メディア
環境大国・日本はどうやって良好な水質環境を保っているのか=中国メディア
日本はどうやって貧富の差を縮めているのか=中国メディア
中国の工作機械「自給率」はわずか10%未満、日本なしには生きていけない=中国メディア
どうして日本の客室乗務員は「パンツスタイル」になったのか=中国メディア