中国のポータルサイト・百度に4日、「ハイエンド製造業において、日本は今なお世界トップクラスにあることを忘れてはいけない」とする記事が掲載された。

 記事は、近年急速な成長を遂げている中国が総合的な実力を大きく高めたとする一方で、その進歩に対して傲慢な姿勢を持つようになったとしたら「それは大きな誤りだ」と指摘。
中国は確かに素晴らしい進歩を遂げたものの、その発展ぶりはまだまだ不十分であると伝えた。

 そして、「世界の工場」と言われ続けてきた中国の製造業について、「わが国だけが製造業をやっているわけではない。製造業にもローエンドとハイエンドの区分がある」とし、中国の製造業は今なおローエンドの部分にのみ強みを持っている状態で、ハイエンド製造業においては世界の上位に入れていないのだとしている。

 その上で、隣国の日本はハイエンドな製造分野においてアジア一を誇っており、中でも半導体業界について言えば「全世界に向けた原材料輸出国になっているのだ」とし、半導体大手である韓国のサムスン電子ですら日本の原材料に依存しているのだと紹介。日本はローエンド製造業の多くの製造ラインをすでにたたんでハイエンド産業へと転換しており、半導体産業はまさにその好例なのだと伝えた。

 一方で、中国は昨年から続くファーウェイと米国との対抗状況により、ようやく自国の半導体製造業が弱点になっていることに意識をし始めたと指摘。その間にも多くの日本企業が「ハイエンド製造業の研鑽を積まなければ未来はない」ことを認識し、自らの目標を明確にして取り組みを始めているのだと論じた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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