中国メディアの新浪はこのほど、日本のマンションに設置されている緊急避難設備ついて紹介する記事を掲載した。日本の集合住宅で見られる「変な設計のベランダ」が肝心な時に命を救ってくれるのだと称賛している。
記事は、中国のマンションで火災が発生した場合、「すぐに逃げるか、救援を待つ」ことしか選択肢はないが、「日本にはもう1つの選択肢がある」と紹介。それが「緊急避難はしご」だ。日本では避難設備の設置が法律で定められているので当然の設備だが、記事は「火災や天災が発生し時、エレベーターですぐに避難できない場合でも、ベランダの避難はしごを使えば安全に1階まで下りられる」と感心している。
しかも、この避難はしごは操作が簡単で、ふたを開けるとワンタッチではしごが出てくると紹介。歩行が困難な人のために自動で下に降りるエレベーター式もあると伝えた。さらに定期的に避難訓練を行い、避難設備のメンテナンスも行っていると、日本の安全意識の高さを称賛している。
また、下へ避難するだけでなく、ベランダにある隣の部屋との仕切り板は簡単に蹴破ることができるようになっており、隣へ避難することもできると紹介。さらに、オフィスビルやホテルなどの建物では、窓に赤い三角マークの「消防隊進入口マーク」があり、窓が割れやすいなど外部からの救出がしやすくできていると伝えた。
最後に記事は、「多くの人はこれを見て、いつになったら中国にもこのような設備ができるのかと思うことだろう」と感想を述べている。備えあれば憂いなしであり、命に関わる問題なので中国の高層マンションにも必要な設備のはずだが、法的な拘束力がないことや、自分の部屋だけでなく他人の部屋にも関係することなので、中国のマンションが導入するのは難しいのかもしれない。
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