記事は、日本の中古車市場が成熟している理由の1つとして「規格化されており、管理・監督が厳しく、業界基準が高く、業界関係者の素養も高い」ことを挙げた。中国では管理・監督がきちんとされていないので、消費者は目利きが必要であり、車のことをよく知らない人は中古車購入をためらうそうだ。しかし、日本の中古車は規格化されていて、管理・監督されたうえに価格が安いので、魅力的だという。
この価格の安さについて記事は、一例として中国で高い人気のトヨタ・アルフォードの例を紹介。現地生産していないため関税などがかかり、中国では新車だと諸費用などを入れると1000万円以上する高級ミニバンだが、記事によると中古車でも1000万円前後するのが普通だという。
実際、アルフォード人気の高い中国では5年落ちでようやくメーカー公式の新車価格程度になるといわれている。しかし記事は、「日本の中古車市場では228万円で売っている」と伝えた。この価格は日本でもかなり安い方だと思われるが、中国人からしたら超格安に感じるだろう。
それで記事は、日本の中古車のあまりの安さに中国のネットでは「中国に輸入できないのか」との声が出るほどだと伝えた。日本貿易振興機構(JETRO)によれば、「中国は商業目的の中古車輸入を禁止している」ため、日本で見つけた中古車を中国に持ち帰るのは簡単ではないのが現状だ。
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