日本もドイツと同じ敗戦国だが、国が分断されることはなかった。
記事は、戦後の日本については実際に4カ国分割統治という計画があったと指摘。これはソ連が北海道と東北地方を統治し、米国が関東、中部、関西、沖縄、中華民国が四国、英国が中国と九州地方を統治する案だったという。
しかし、「状況の変化」によってこの計画は達成しなかったと分析。この状況を変化させたのが「原子爆弾」だという。原爆の開発に成功した米国は抵抗の激しい日本に対しても自国だけで占領できるとの自信を持つようになり、ソ連が日本に宣戦布告する前に原爆を投下し、降伏させたと説明している。
記事の主張はともかく、結果的に日本が分断されずに済んだことは日本にとっては幸運だったと言えるだろう。この点で大きな貢献をしたのは、当時のセイロン(現スリランカ)のジャヤワルダナ大統領で、国連での演説が日本を救ったとも言われているが、中国としては原爆のおかげとしておきたいのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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