記事は、先日日本で小型旅客船が座礁して沈没し、小学5年生52人を含む62人が事故に巻き込まれたとする一方、3人が軽傷で病院に運ばれたのみで済んだと紹介。
まず、日本では防災訓練がしっかり行われている点を挙げた。日本では毎年9月1日が防災の日に制定されており、この日をはじめとして全国各地で日常的に防災訓練が行われており、訓練の内容も地震や火災、水難事故に至るまで多種多様で、なおかつ質の高い訓練が実施されると紹介。こういった積み重ねがあるからこそ、国民の防災意識が高まり、いざという時の的確な行動につながるのだと評している。
次に、日本の小学校で丈夫な体を作る教育が重視されている点に言及。毎週2時間程度の体育授業があるほか、運動会やマラソン大会、縄跳び大会など体力づくりを目的とした活動、さらにはクラブ活動、スポーツの習い事など、子どもたちが体を動かし健康な体を作るための環境が整っているとした。
そして、3つめには、小学校での集団行動や団結、協力に関する教育に触れた。その例として運動会のプログラムの大部分が団体競技であることを挙げた上で、小さな頃から集団意識を培い、協力してより大きな成果を得ることの大切さが教育されているのだと伝えた。
記事は「この3つの要素が、今回の災難で被害の少ない状況を生んだ必要条件だと考えられる」とし、日本の教育方法について「時として、われわれにとって確かに学ぶべき点があるということを認めざるを得ないのである」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123R
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