中国では「体を冷やすことは万病の元」と考えられていて、冬になると子どもに「これでもか」というほど厚着をさせる親は少なくない。身動きが取りにくいほどに厚着をさせて、寒さから身を守るのが「中国人にとっての冬の常識」とも言えるが、記事は中国人の常識は「日本では通用しない」と紹介し、冬場における子どもたちの服装について「日本と中国では大きなギャップがある」ことを伝えている。
記事によると、仕事の都合で日本で生活することになった中国人夫婦の子どもが入園した幼稚園では、気温が下がり始める季節になっても子どもたちに半ズボンの制服の着用を求めていたとし、暖かい衣服を着なければ寒さに震えてしまう季節にも関わらずそれでも子どもたちに薄着させるという要求に、この中国人の母親は「言葉をなくした」と紹介した。
この母親は幼稚園の先生に冬でも子どもたちに半ズボンを着用させるのはなぜか説明を求めたところ、幼稚園側から「頑強な意思とたくましい身体を育てるためだ」との回答があったと紹介。
しかし、その回答は中国人としては「どうしても受け入れることができなかった」と伝え、冬場の服装を見るだけでも日本の教育は「非常に厳格」であることが分かると伝える一方、中国人からするとで「冬に薄着をさせることで、一生取り返しのつかない傷を負わせることになるかもしれない」と不安で仕方がないと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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