日本には、公立・私立合わせて約2万もの小学校があるとされるが、中国メディアの騰訊は13日、日本ではどの地域にある小学校でも設備に大きな「差」がないと指摘し、その公平さに驚きを示すと同時に、「日本の教育が称賛される」理由が分かったと論じる記事を掲載した。

 記事はまず、中国では教育の格差が問題になっていると紹介。
都市部と農村部の学校は校舎からして大きな違いがあり、教育の質そのものにも大きな格差が生じていると指摘した。中国では豊かな都市部の子どもは、新しくて先進的な設備に囲まれ、レベルの高い教師のもとで学ぶことができるが、農村部の子どもは「ぼろぼろの校舎に壊れた机で、高齢の教師から学ぶしかない」のが現状だと伝えた。

 そのため、住む場所や家庭の経済状況に関わりなく「どの子どもも平等に教育を受けられる」日本がうらやましいようだ。記事は、離島にある日本の小さな小学校を紹介。全校生がわずか10人なのに、校舎が真新しく、子どもたちは木のぬくもりのする明るい教室で、整った設備に囲まれて毎日を過ごしていると伝えた。校内には、蔵書が揃った図書館、立派な望遠鏡、音楽室、調理実習室、それにプールもある、と信じられないといった様子で伝えている。

 日本ではごく一般的な学校だが、記事は「決して富裕層向けの学校ではなく、生徒がたった10人しかいないのに」と驚いているので、中国人からすればその「公平さ」が驚きなのだろう。中国でも立派な校舎と設備、優秀な教師陣を目玉に生徒を集めている学校もあるが、それは富裕層向けの私立か、国の定めた重点学校の話だ。教育に格差を作らないというのは、日本では当たり前のことだが、中国ではそうでもなかったようだ。

 本来、平等で公平なはずの社会主義国の中国で、教育がこれほど不平等になっているというのは皮肉なものでもある。どの子どもにも、住む場所や豊かさに関わりなく、整った環境下で教育を提供するのは、国の将来のためにも必要なことではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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